先が見えない時代は少しでも多くの情報に触れたいものです。そこで、Google Chromeで試験運用中のAIに思いつくまま聞いてみました。返答内容は、いずれも頭書要約部分のみ引用しています。
「これから日本で起きる変化は何ですか?」
「今後日本で起きる変化は、主に少子高齢化による社会構造の変化、労働力不足による経済への影響、そして環境問題への対応など、多岐にわたります。特に、2025年問題と呼ばれる、団塊世代の高齢化に伴う医療・介護需要の急増と、それに対応する人材不足は大きな課題です. また、2030年問題、2040年問題、2050年問題といった、更なる高齢化と労働人口減少による社会構造の変化も懸念されています。」
「トランプ大統領の政策が日本に与える影響は何が考えられますか?」 NO ANSWER。
ほかにもトランプ大統領関連の質問をしましたが、トランプ大統領、関税、為替がキーワードに入る質問には答えないようです。
では「2025年に企業が取るべき経営方針は何ですか?」と質問。
「2025年に企業が取るべき経営方針は、DX推進、ダイバーシティ経営、そしてサステナビリティ経営です。これらのキーワードは、2025年問題(団塊の世代が75歳以上となることで、労働力不足や社会保障制度の負担増加などが懸念される)を乗り越え、持続可能な成長を続けるための重要な要素です。」
次に「2025年に中小企業が取るべき経営方針は何ですか?」と質問。
「2025年に中小企業が取るべき経営方針はデジタル化の推進(DX)、人材の育成と確保、事業承継の準備、そしてサステナビリティ経営への取り組みを強化することです。これにより、激動する市場環境に対応し、持続可能な成長を目指すことができます。」
業態別に聞いてみました。「2025年に中小製造業のとるべき方針は何ですか?」
「2025年の中小製造業は、人材不足や事業承継問題、IT化遅れといった課題を克服し、DXを推進し、持続可能な成長を目指す必要があります。具体的には、IT人材の育成、AIやIoTなどの導入、クラウドサービスを活用した業務効率化、そして、従業員の意識改革と働き方改革が重要です。」
業種別に聞いてみると、「2025年に地方の中小食品製造業のとるべき方針は何ですか?」
「2025年の地方の中小食品製造業は、人手不足や生産性向上、そして地域資源を活用した差別化戦略が重要になります。具体的には、自動化技術の導入、ITシステムを活用した業務効率化、そして地元食材を活かした商品開発などが挙げられます。」
地域別に聞いてみると、「沖縄での2024年のスーパーでの売れ筋ドライ食品は何ですか?」
「沖縄スーパーでの2024年のドライ食品の売れ筋は、定番のお菓子や、地元産の食材を使った商品などが人気です。例えば、スッパイマンの梅風味ポップコーンや、紅芋を使ったお菓子などが挙げられます。また、シークヮーサーゼリーや、沖縄の海塩を使った商品なども人気が高いです。」
別の業態を聞いてみると、「2025年に中小建設業のとるべき方針は何ですか」
「2025年の中小建設業が取るべき方針は、深刻化する人手不足や長時間労働、高齢化、技術継承の遅れといった課題に対応するために、デジタル化・DXの推進、労働環境の改善、若手・外国人人材の育成などが重要です。特に、生産性向上、業務効率化、働き方改革を積極的に進めることが求められます。」
業界動向を聞いてみると、「2025年の公共工事は昨年に比べて増えますか?」
「2025年の公共工事は、労務単価の引き上げにより、2024年よりもコストが増える傾向があります. しかし、公共工事の工事件数が増えるという確実な情報はありません。年度末に工事が集中する傾向がある一方で、近年は公共工事の予算が減少している場合もあります.」
Chromeの生成AIは頭書部分の要約以外にも詳細情報を返答してくれます。既定事実だけでなく予測も返答してくれます。一般的な質問をすると一般論で返答しますし、固有名詞を含む質問には具体的に返答します。質問の仕方を工夫することでかなり正確な情報収集が可能になります。但し、裏付けを取る習慣をつけねばなりませんが。あくまでもWEB上で発信されている情報が元になっていますので、発信されていない情報は対象にはなりません。やはり、現地・現場・現品の三現主義とその道一筋の人に会うことがとても重要になります。